こだまんが

主にまんが製作日記です。定期的に漫画をアップしています。iPad ProのCLIP STUDIOで漫画制作しています。

5ー3 給水塔と人で学ぶ「レイアウト」と「目線誘導」(1/2)

今回学ぶのは、『レイアウト』と『目線誘導』です。

レイアウトとは、フレーム内に描く対象を配置することで、同時に目線の誘導を作ることでもあります。

例として、給水塔と人のように、大きさの違うものを、フレームに対してどのように配置すればより見やすくなるのかを考えていきましょう。

ということですが、なぜ給水塔なのか。給水塔って、あんまり馴染みないですけど、こんな形なんですね。

 

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魅力的なレイアウトとは

視点Aから人物と給水等を描いたもの。上の絵より下の絵の方が迫力があり魅力的になっていますね。

これがレイアウトの違いによるものです。

構成方法を見ていきましょう!

 

レイアウトの構成手順

視点Aから見た図を参考に手順を見ていきます。

見やすいレイアウトとは、目線の誘導が滑らかで、最初に見せたいもの、次に見せたいもの、と順番に自然に目線が動くレイアウトです。

 

番号ふるの忘れちゃいました!左上、右上、左下、右下、の順です!

 

①最初に見せたい対象物を中心近くに大きく配置し、次に見せたいものをそれよりも小さく、それ以外はさらに小さく配置する

②配置が成立するパースのあたりをとる。ここでは給水等のやや上に消失点を取る

③枠の外の部分まで考えて全体の整合性を取る

④細部を描いて完成

 

ね?簡単でしょ?

ってか!これを身につけるまでは何回も描いて体で覚えるしかないかもですね。

でも、理屈はわかりますね。

1番見せたいものは大きく真ん中に近く、それ以外は小さめに。

それらを見せるのにおかしくないパースとる、というのも頭ではわかりますが、描けるかっていうとなかなか…。

でもいいレイアウトの絵とか描きたいですもんね!失敗しながら学んでいきましょう!

 

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レイアウトによる違いを比べてみよう

左は、描きたい対象物が曖昧で、視線が分散してしまっている

右は、周りの余白も利用し、目線誘導がスムーズになった

とのこと。

 

 

大小の関係を入れ替えると…

給水塔と人物の関係を入れ替えてレイアウトすると、人物が中心となり、絵の意味が変わります。

 

視点を変えることで、大小を変化させて自由な表現ができるようになる、ということです。

レイアウトで1番大事なのは、何を描きたいか、何を1番見せたいか、を決めることからなのでしょうね。

 

枠に対してバランスよく配置する

今度は視点Bから見た絵についてです。

上の絵は左に不自然な余白が生じていますね。バランスを考えて配置をしよう、ということです。

上の絵は、余白が大きすぎて、さみしい感じになってしまいます。

下の絵のように、塔の頂上、人物の順に真ん中に大きく配置します。

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縦パースが左右非対称だと…

左の絵はカメラが水平ではなく少し傾いていることになります。

安定した構成なら、右の絵のように、左右対称がセオリーと覚えておきましょう。

女の子がベランダから落ちそう、などのシーンであれば、左右非対称レイアウトもありです。

 

あえて奇をてらっていないのなら、バランスよく配置した方が見やすいよ、ってことなのかもですね。

うーん、ついつい面白くしたい、と思って変な方向に力を入れすぎないようにしないとですね。

 

 

さて、今回も充実しているので、二回に分けさせていただきます!

次回は『高さを表現する』ところから始まります!

 

 

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