こだまんが

主にまんが製作日記です。定期的に漫画をアップしています。iPad ProのCLIP STUDIOで漫画制作しています。

5ー3 給水塔と人で学ぶ「レイアウト」と「目線誘導」(2/2)

 

前回、魅力的なレイアウトの構成手順やバランスよく配置することについて学びました。今回は『高さを表現する』ところからです!

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高さを表現する

高い場所から見下ろす構図です。

上の絵のアングルでは、建物の形が平面的に見えるので高さが伝わってきません。

下の絵は建物下方の圧縮、人と入口との対比で高さが表現されています。

 

体のシルエットで目線誘導を作る

体の形によって、全身で目線誘導を作ることができます。

カメラに近い人物はシルエットが複雑に見えるので、手足の位置がわかるように描きましょう。

 

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給水塔の描き方

建物の立体がうまく描けない場合、まずは正面図、側面図、上面図などを見ながら、全体の比率がどうなっているかを平面的に把握してみて下さい。

全体の高さに対する塔の大きさや、中心に何があるかなどに注目して描きましょう、とのこと。

 

ダメな方は、建物全体に対して塔上部が太すぎ、塔の上部と下部の整合性が取れておらず、入口もパースに乗っていないのです。

 

正解の方は、建物本体、塔の上部、下部で整合性を取り、パースを意識して正しく描いたものです。

四方の余白が塔への目線誘導になっています。

 

平面を理解して立体を描こう

立体は、先ほど述べたように、正面図(側面図)、上面図で考えると狂いがなくなります。

迷ったら常に平面を把握するように心がけましょう、とのこと。

私はこの考えが足らなかったんだなぁ、と思います。

常に立体で把握しようとして、奥行き、手前、とそればかりで、その建物がどういった形をしているのかをきちんと把握していなかったから、パースに乗せてうまく描くことができなかったんじゃないかな、と思います。

 

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そのほかの目線誘導方法

ここまで紹介したものの他にも目線誘導を作る方法がいくつかあります。

 

明暗

シンプルな明暗の使い分けによって、暗→明のように目線が誘導されます

 

逆光

逆光による明暗により、人物に目がいくよう設計する方法

 

八の字

八の字で挟むと中心に向けて目線を誘導しやすい

 

モブとの隙間

モブ(群衆)はひとかたまりで配置し、見せたいキャラクターの周辺に

余白を作ることで目線を誘導できる方法

 

 

 

というわけで、レイアウトと目線誘導は終わりです。

どうやってレイアウトすればいいのか、目線を誘導させるにはどうしたらいいか、紹介した以外にも方法はあると思いますが、かなり勉強になりましたね。

見せたいものが何かをまず自分が把握していること、立体の前に平面を把握すること、自分が考えるにまで至っていなかった部分を意識できるようになったのは大きいと思います。

 

次回は『モノと人を描く』回になります。人に合わせてモノが作られているので、その比率などを考えて行きましょう、という回になります。もちろん、人工物以外のモノも扱います。

 

 

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