こだまんが

主にまんが製作日記です。定期的に漫画をアップしています。iPad ProのCLIP STUDIOで漫画制作しています。

5ー5 「空間ビート」で自由に空間を描く(1/3)

今回が『アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術』という本の最終回、


5ー5「空間ビート」で自由に空間を描く


になります。

空間ビートというのは、著者さんの造語だそうで、一定の大きさのものを、奥に向かってビートを刻むように配置することで空間を作り出す方法だそうです。

透視図法に頼らず自由に空間を作ることができる、という、勉強してみたらこれかなりすごいんじゃないか、と思える方法でした。
少なくとも私には合っていました!

というわけで、勉強していきます!


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空間ビートで描くための準備

平面を描く

電柱のように同じ大きさのものが並んでいる場合、対角線上の交点に電柱を追加することで、奥に増やしていく、というやり方がありますね。一点透視図法に通ずる考え方です。

曲面を描く

空間ビートでは線の密度によって曲面を表現できる、ということだそうです。 透視図法だと複数の消失点が必要になります。また、岩壁やスカートの立体を描くときにも応用ができる。

なにこれ素晴らしい。

最後の凹凸のある曲面の壁、というのが「???」だったけれど、進みましょう(笑)

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空間ビートで描く

以下の手順で様々な空間を自由に描くことができます。

①断面を1つ描く

床と壁、道路と電柱など、二辺を人物と対比しながら描き、L字型の断面を1つ描く


②断面を奥に並べる

①で描いた断面を並べていく


③間を線でつなぐ

②で描いた断面の端部を線でつなぐことで人をベースにした空間を作ることができる


これすごい方法です!透視図法からズレた位置に人を配置したい時すごく便利ですよね!


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人物をベースに配置する

人物の動きをベースにレイアウトできるのが、空間ビートです。透視図法との違いはこちら。

透視図法(パースが先)で描いた場合

消失点に向かって伸びるパース戦に合わせて人物を配置すると直線的でつまらない動きになる


空間ビート(人物が先)で描いた場合

空間を設計できるため、動きがいきいきする豊かな軌道を描ける。


空間ビートって、学校の登校風景とかみたいに、人がバラバラに歩いてたり、というシーンとかにいいですよね!

そういうの描くときいつも透視図法を使って面倒な方法を取っていました。 この方が自由な表現ができそうでいいですよね!



では、今回はここまで。次回は背景も交えたものになっていきます!