こだまんが

主にまんが製作日記です。まんが家を目指して勉強中。新米CLIP STUDIOユーザー。

こだまんが製作記録 その4

前回

kodamanga.hatenablog.com

今回は『ネームの描き方』になります。


前回まとめたプロットを元にお話を漫画の形にしていくのですが、まずは自分のネーム用紙の紹介。


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こんな感じで、見開きの画面でネームが描けるようにしています。ページは16Pになっていますが、


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このように1Pと最後のページは半分にしか描いていないので、32Pの漫画を描く際には17Pにした方がいいですね(笑)

あとで設定変えておこうと思います(笑)


そしてこのネームは142%拡大コピーして、実際の原稿に貼り付けます。



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プロットの時に書いたこちらを全文コピーしてきます。


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ページ管理>テキスト編集>ストーリーエディターを開く
を選択します。


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するとこちらのような画面が開きます。ここに先ほどコピーしたのを貼り付け、ページごとに分けます。


大きな境目がページの境目、
小さな白い囲みの境が吹き出しごとの境目

になります。


私は1ページに2ページ分描いているので少しセリフが多く感じますね。




ちなみにどんなレイヤーになっているかというと、


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こんな感じです!


1番上のフォルダはセリフをまとめたものです。 まずは大まかにご紹介。


  • 見開きネームフォルダは、テンプレートの中にあるレイヤーです
  • 1番上が大まかに人物、背景、吹き出しを面で捉えるように描いているレイヤー
  • 次のコマが実際のネームとなる絵を描いているレイヤー
  • コマ割り、となっているレイヤーは、絵を描いた時に消しゴムで消えてしまうと面倒なので、コマ吹き出しの線を別レイヤーにしています
  • 次のコマは、原稿用紙にした時、描かない部分(ノドや実際の原稿で描いても印刷されない部分)を塗りつぶしています。
  • 見開きネーム、というレイヤーはコマを分割するときの目安になるよう自分で作ったレイヤーです。
    コマの上下左右の隙間は、描く人の好みで幅が違うので、私の好みの幅で間を開けた場合こうなるよ、と分かりやすくするためのものです。


鉛筆マークが付いているのは、下書きレイヤーということです。この設定にしていると、表示されていたとしても、出力時の設定で、このレイヤーを消すことができるので、間違えて下書きが表示されたまま印刷しちゃった!みたいのを防げるレイヤーです。下書きを描くレイヤーはこの設定にしておいた方がいいです。

設定の仕方は、今の私のレイヤーパレットに表示がありませんが、パレットの幅を広げると同じ鉛筆マークが表示されます。(これに気付かない方ひょっとしたら多いかもですね。キャンバス広くしたいですしね!)もしくは、


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レイヤー>レイヤー設定>下書きレイヤーに設定
を選択してください。


それと、ネームで使っているレイヤーのご紹介

assets.clip-studio.com

こちらを利用させていただいています。

このアナログのようなムラがとても好みです。ちょっとニュアンスがあった方が描いていて楽しいですし、普通のレイヤーと違って、こちらは色がつくけど透ける、というので、使っているだけなので、レイヤー濃度を変えれば普通のレイヤーで済む話なのです(笑)

こちらのムラ(暗)クリア済みをレイヤーの描かない部分の塗りつぶしのレイヤーとして、ムラ(濃)クリア済みを面で捉えるように描いているレイヤーとして利用させていただいています。




どんな感じで描いているかは、パパッと描いたこちらでご紹介します。
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くっ!なんて気になるページだ!


………はい、説明に移りまーす。


セリフ

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全体のレイヤーはこんな感じになっています。

このページはセリフが少ないですが、多いときはスクロールするとき大変なので、フォルダにまとめてしまいましょう。

フォルダーに入れたいセリフレイヤーを選択します。一気に選択したい場合は、1番上もしくは1番下のレイヤーを選択して、shiftを押しながら、1番下もしくは1番上(選択したのと反対)をクリックすると一気に選択されます。
フォルダーに入れたくないレイヤーを選択してしまった場合は、commandを押しながらクリックすると解除できます。commandを押したままクリックすればまた選択することもできます。


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選択したレイヤーをフォルダーボタンにドラッグすると選択したレイヤーを全てフォルダに入れてくれます。


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最初に文字を入力した状態がこちらです。

でもこれだと、吹き出しに対して文字が小さく見えますね。


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その場合こちらで文字の大きさを変えることができますが、吹き出しに合わせるにはどのくらい大きくすればいいのかわからないので、感覚で変えたい場合は、


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この隅を選択すると、矢印に変化するので、好きな大きさに変えることができます。



また、「!?」などの記号は、普通に入力すると




のような表示になってしまいますが、ちょっと特別な方法で、一文字で表示してくれます。


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こちらのフォントパレットの文字一覧をクリックしてください。

表示がない場合は、右下のサブツール詳細ボタンをクリックして表示するようにしてみてください。


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するとこの特殊文字などが表示されます。表示したい文字をクリックすると


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一文字でかっこよく表示してくれます!

枠作成

f:id:mofublog:20180524171359j:plain ネームを描く際、まずこのように先にコマを割ってしまいます。


描かない部分は、断ち切り線、それとノド(本などで綴じる側になる部分なので、ここに描いてしまうと本をぐいっと開かないと見れないので、基本描かない方がいいです)の部分を塗りつぶしていますが、これは先に塗りつぶした状態のものをテンプレート設定にしているので、実際にはその作業をしていません。


大まかに配置

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吹き出しを塗りつぶしたり、キャラをどの位置に配置したり、ということを描いています。1番上のコマ、塗りつぶしてある丸が2つありますね。最初左に吹き出しにしようとしましたが、右に変えた、という感じです。

これはもともと画面を要素ではなく形状で捉えようという

クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣 ストーリーを語る人のための必須常識:明暗、構図、リズム、フレーミング

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こちらの本を参考にして始めたものです。画面に迫力を持たせるためにはどうしたらいいか、と考えていたとき参考にさせていただいたものです。


先に吹き出し配置

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絵を描く前に吹き出しをコマ割りレイヤーに描いてしまいます。


そして実際に絵を入れて

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こうなります。

色々気をつけながら描いています。何に気をつけているかは、感覚的なものもあるので割愛(笑)




ネームは基本こんな感じで描いています。


1番時間がかかって大変だったりしますが、形になっていったり、うまくいったりするとやっぱり楽しいですし嬉しいです。


ネームは人それぞれやり方が違うと思いますし、どれが正解、というのもありませんから、描きやすいやり方を自分で色々試していくのがいいかもしれませんね。


A4の紙に32P全部描いちゃうって人もいれば、むしろ描かない人もいますしね。


こんなやり方もあるんだー、くらいに見ていただければと思います。



次回からはいよいよ原稿に入ります。
まずは下書きからご紹介していきます。


またのんびりお待ちいただけたらと思います!